前回の釣行で初代FALPヘッドにサンマの切り身を巻き付けて使ってみたところ脂でベトベトや切り身は一投目でボロボロ(魚のバイトによるものではない)な想定外な結末を迎えました。
このままでは未使用分含めて初代FLAPヘッドを持て余すことになりかねません。
某有名動画サイトでは名手の一人が定番のどじょうを巻き付けての使用例を知ったのですが近くの小規模店では入手困難が予想されます。
その代わりとして、キビナゴを候補に考えていました。
フォルム的にはマナティピンテールと良い勝負をしそうな予感がするのです。
タチウオの季節ともなるとキビナゴは地元では定番エサの為か争奪戦のようで、、、地元スーパーにて近く入荷がありそうなので3パックを予約。
予定入荷日よりは1~2日ずれはしたものの本日無事入荷したとのTELがあり早速入手。
釣行予定にはしていなかったのですが保管もそんなにできないだろうと釣行に踏み切りました。
さてさて、効果のほどは結果はどうなることでしょう。
10月10日(水)釣行データ
釣行時間 19:00すぎ~翌日6:00すぎ
潮周り 大潮(3日目)
満潮(18:45) 干潮(24:59)
天候 雨~曇り
3パック購入したキビナゴの内訳は知人用に2パック我々は1パックでしたので知人に連絡したところ、これから現地に向かって奈良から来られるそうな。
出発直前、空模様は超曇天で今にも降りそう、、、ではなく車庫から車を出す頃合いに降り出してきました。
しかも、どしゃ降り。。。これは駄目ですわとなるのですがキビナゴを現地にて渡す流れになっているのでドタキャンするわけにはいきません。
ネットにて雨雲の動きをみたところ9時頃から雨がやみそうな気配なので車を走らせました。
激しい降りの雨でしたが一山超えただけでがらりと変わり道路も乾いている状態で一安心。
ここ数回の釣行時間とほぼ似たような時間に到着、前回渋い状況だったのに本日は3組ほど先行者が居りました。
幸いなことに好ポイントである堤防先端に2名居りましたが我々の場所も確保可能であいさつがてらその場所に陣取りさせていただき準備開始。
奈良からの知人は流石に到着まで時間がかかるのでまだ来ていませんでした。
先行者さん曰く集魚灯を使っている1組が居たのですがその方達はそこそこ釣れているようだけど堤防先端に陣取っている2名の方は不調とのこと。
いつ雨がやんだのかは分かりませんが、堤防には水たまりができているほどなので恐らく水潮気味で活性がよくないのが伺えます。
潮周りは大潮、過去を振り返ってみますが良い思いをした記憶があまりありません、、、おまけに今日は条件も微妙ですね。(苦笑)
不安要素はありますがFLAPキビナゴVerを試してみたい方が勝っているのでキニシナイてことで!
タックルデータ
【父】
ロッド プロマリン ワインド専用8.3ft
リール シマノ C3000番
ライン メイン PE0.8号
リーダー フロロ5号+ワイヤー
ルアー OZタックル FLAPヘッド(旧式)3/8ozグロー
エサ キビナゴ
【私】
ロッド メジャークラフト ワインド専用8.3ft(MとMH)
リール シマノ C3000番(ノーマルとハイギア)
ライン メイン PE0.8号、0.6号
リーダー フロロ5号+ワイヤー
ルアー OZタックル FLAPヘッド(旧式)3/8ozグロー
FLAPヘッド2(シルバー)3/8oz
エサ キビナゴ
ワーム OZタックル マナティピンテール105
先に父の仕掛けをいつもすましてから自分のを準備する流れなのですがキビナゴ仕掛けのFLAP釣法。。。というか引き釣りを試してみたかったので父のタックル準備を済ましこれを借りて様子を見ることにしました。
19:00すぎスタートフィッシング
父は基本、投げて巻くの単調なのしか出来ないのでレクチャーしてもどうかな~?なんですが試し釣りがてらロッドワークをレクチャー。
キャストし、ロッドをほぼ垂直な形で二回ほどシャクり上げ(二段シャクり)そしてロッドを倒しつつ糸ふけ分リールを巻きます。
これの繰り返し、というのを説明しつつテンションは掛けたまま緩めるとアタリが分からないという説明もしました。
この説明をしている一投目でヒット!
隣の先行者二名が驚いてました。
私も思いのほか驚きました。( ゚Д゚)ポカーン
今回の作戦は大成功のようです。
上がってきたのは指3本、、、には少し届かない指2.8くらいのサイズ。
流石はエサ使ってるけれどFLAP釣法、タフコンディションで先行者さんは不調のようですがこちらは好反応。
ただ、、、ワームとは違いこのヒットでキビナゴは破損、バイトがあるだけでも取り換える必要が頻繁にあります。
普段はルアーオンリーなのですが、、、これはこれで誘いというアクションからするにルアーに近しいのでアリではないでしょうか?
手の汚れエサの交換の頻度などで敬遠してましたが、前回のサンマの切り身に比べると軽度な汚れとリグへの巻きつけも楽に出来そして楽しい。
少し遊んで、本来のFLAP釣法をするつもりでしたが、、、もう少しやってみましょうか。
てことで、父用のタックルは父に渡して釣り始めてもらって自分用のを準備することに。
今回はロッドをMクラスからMHクラスにしてシャクリやすくなるだろうかの試しとオンスさん達はハイギアの3000番リールを使用しているのでそれに合わせて準備してみました。
一度は使ってみたいShore Flapper、値段がねぇ。。。ぱぱっと買える代物ではありません(汗
それはそうとタックルの準備ができたので釣り再開~。
一投目はカウント5で始めましたが、ノーバイト。
以降、7カウント10カウントと探り
数投したところで、根掛かり・・・?と思える居食いのようなバイトでアワセを入れると。
フッ。。。とバレました(汗
本来のワーム仕掛けならばフッキング成功して釣れてたハズ。
この後も同様に明確なバイトがありアワセるも途中でバレたり抜き上げる瞬間バレたりと、、、。
1時間ほど続けてみましたが、隣で父は順調に釣果を出していますが私は最初の試し釣り時の一匹止まり(苦笑)
何度かバイトがありアワセも決まった感覚はあるのですが瞬時にバレたり寄せてくる途中にバレたりといつものタックルではないからなのか釣果に結びつけない状態が続きます。
恐らくキビナゴをリグに固定させる為の巻き付けているワイヤー(針金)が原因のようで噛みついた時に歯が引っ掛かりアワセを入れてもフッキングまで至らない感じ?
ワームならばアワセを入れると問題なくフッキングできるのでしょうけれど歯がゆい事態です。
このままでは釣果が伸びないのでとりあえず従来のタックルへとチェンジし仕切り直します。
Mクラスロッド
C3000番ノーマルギア
FLAP2ヘッド3/8oz
マナティピンテール105
これですね。
ワームカラーは前回良好だったパールホワイトで、釣り再開します。
以降、好転するかと期待していたのだが時合が一旦終了なのかゲリラ豪雨による水潮の活性低下によるものか2匹程度追加するもののようやくの釣果。
パールホワイトがテールを取られたので予備がないのでルミノーバコアへ変更し一匹ほど追加。
釣果が伸びないのでピンクグリッター、ケイムラピンクファントムと使ってみるも効果なし。
パールホワイトの代わりとしてMT-35パールホワイトレッドヘッドへ変更してみると数匹ほど取れました。
しかしながら渋すぎですねパターンというか再現性がなくヒットまで漕ぎつけるのに難儀しています。
ふと気が付くと潮位がかなり低くなっており干潮間近に、若干の白濁り潮ですが海底が確認できるくらい下がってきていました。
これも原因なんでしょうね、干潮にともない魚が沖の方へ行っているのかエサ釣りの方にも静寂が訪れていました。
パタリと生命反応がなくなったので、ここで一旦休憩を取り夜食タイム。
その際、車のヘッドライトを照射し夜食がすみ釣り再開をしますがまだ効果は出ていないのかしばらくは我慢の状態。
照射してから1時間は経過したころだったでしょうか、効果が出てきたのか時折バイトが出始めなんとかヒット。
本日はFLAPが不調で単発での追加しかでません。
堤防先端から横へ移動して一匹、続かないので先端へ戻り一匹といった感じ。
エサ釣りにやや負けている感じです。
キビナゴ仕掛けの旧FLAPでは、どうだろうと思いリグをチェンジ。
固定時のワイヤーの巻き方も少し変えてみて腹部は巻きを少なくしワーム固定用の突起部付近を丁寧に巻き試してみたところ先ほどよりはバラしが減り釣ることができました。
このまま順調?に釣果が伸び始め時合も戻ってきたのかエサが半身になってもヒットしだしました。(笑)
FLAPキビナゴバージョンをしばらく堪能した後、またFLAP2へチェンジ。
すぐにはヒットしませんがポツリポツリと釣り空が明るみ始めたころに、少し短かったですがマヅメの時合で連続ヒットし周りが明るくなってくると反応が全くなくなったので終了しました。
6時頃、ストップフィッシング。
釣果は父のと合わせて40匹程度でした。
思ったより旧FLAPのキビナゴ仕掛けは効果があり楽しめたと思います。
ただ、エサの持ちが悪いのは致し方ありませんが面倒ですね。
まだまだタチウオは楽しめそうなので、釣行続けますよー!