ワインド釣法でジグヘッドをダートさせて釣る方法

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ワインド釣法という釣り方を知ったのはタチウオの釣り方をインターネットで調べていた時でした。

当初はタチウオを釣るのに活餌、アジの泳がせ釣りと言うのでしょうかね?

初めてのタチウオ釣行には父親と出かけ、この時はその「アジの泳がせ釣り(飲ませ釣り?)」で
さすが活餌だけありすぐにタチウオが食いついてきたのですが、、、。

あ、そうそう。
仕掛けですが、

生きた元気なアジをタチウオ用の釣り針を背中の辺りにチョン掛けし、電気ウキを付けてエサに食いつくと分かるような仕掛けでした。(このブログではルアー推奨なので簡単な説明のみにしますね)

食いついて電気ウキがぐぐぐ~と沈み込んでいきますよね。
それで、頃合いを見てアワセを入れフッキングするわけですが、、、

これがまたこの釣法の面白い部分であり難しいところでもあるんですが
「えいっ!」とばかりにアワセを入れフッキングを仕掛けると「スカッ!」となるわけなんですね。(苦笑)

これが、飲ませ釣りのあるあるです。w

で、スカして一度仕掛けを引き上げると頭の無い死んだアジがついてきます。(^_^;)

針の仕掛けている箇所では無く頭だけ持って行かれた状態ですわ。(;´Д`)

もうこうなれば、エサの交換しかありませんから元気なアジに交換しますよね。

「次こそは!」と、再投入します。
ほどなくしてウキが沈み、アワセのタイミングを「まだか?まだか?」と待ちます。

すると。。。! ウキが浮かんで来るわけです。。。

大抵はこれで、エサは食いちぎられてます。w(これもあるあるですね)

このようなやりとりをしつつ一喜一憂しながら、1匹、2匹と釣っていくのですが
この流れも含め楽しんでいる人も居るのでしょうけど。。。

なかなかに私としては楽しめるけれど効率が悪く、イライラ・もやもやしてもどかしい気持ちになりました。

その時の釣果は、2~3匹くらいでしたかね

ホゲてはなかったのですが、どうにも消化不良感大きすぎるのでネットを使って飲ませ釣りでの仕掛けの改善方法とか他のエサ釣りでの良い方法とか調べてみたんですよ。

そのとき「タチウオ」というキーワードで調べる度に「ワインド釣法」という釣り方のページが沢山ヒットしてくるではありませんか。。。(;´Д`)

その中には「爆釣メソッド」や「逃れられない魔の波動」とか。。。

胡散臭さパネェ。。。、なんか面白そうで難易度も高く無さそうで興味が湧いてきたので詳しく調べてみることに

調べていく内に辿り着いたのがオンスタックルデザインという釣具メーカーでした。

メーカーHPでワインド釣法に必要なアイテム類一式を調べ
そして、買い揃えて再度のタチウオ釣行に赴いたんですが。。。

結果、初めてのワインド釣法だったので爆釣とまでもいかなかったですが、

エサ釣りよりも好釣果で
そして、この釣法ではアタリ方が全然違うんですよね。

「ガツン!」とシャクる動作を途中で止められるアタリ方、タチウオ独特の引きとでワインド釣法の片鱗を味わったと思います。そして、何度か釣行してどっぷりハマってしまいました。(笑)

エサ釣り師よりも釣果が出せるのも気持ちがいいですし、この釣法独特なんですかね「釣れた」ではなく「釣った」という感覚でとても楽しいです(^^ゞ

私が何度か釣行しての経験を交えて、このエキサイティングで面白い「ワインド釣法」をシェアできたらと思います。

ワインド釣法とは

  • ロッドをエギングのように大きくシャクって専用ルアーを左右にダートさせる釣り方
  • シャクると言う単純な動作から難易度は低く誰でもエントリーしやすい。
  • 専用ルアーのダートアクションによって生まれる波動により広範囲に集魚する効果がある。

時間帯や魚の活性に左右されず高確率で釣果を出す事ができる。

このような特徴があります。
分かりやすく?説明しますと、この釣法は従来の方法よりも魚へのアピール力が非常に高く、フィッシュイーターへ強制的に「捕食スイッチ」を入れることが出来、時合や状況に影響を受けにくく高確率で釣果を出すことができます。

どんな魚が釣れるの?

フィッシュイーター(魚を捕食するタイプ)ならほとんどが対象になり得ます。

例えば。。。
シーバスはもちろんのこと、青物全般(シイラ・サワラも含まれる)やタチウオ・フラットフィッシュなど
この他にも思いがけないゲストが釣れたりして驚かされるかも?(笑)

余談ですが、丁度タチウオのシーズンだったのですが私がタチウオの時合前にイカを釣ろうとエギングしていた時のこと
折角ワインドの用意もしてきていたのに初のワインドでの釣果前に餌木でタチウオを釣ってしまったのです。
その時は、餌木をがっつり飲み込んでしまっていて外すのに難儀しました。

外したあと餌木のカンナが曲がって大変なことになりましたね(苦笑)
まさに、エギングのジグザグダートがワインド釣法の動きなんですね。(^^ゞ
この動きを元に生み出されたのだから当たり前のことだけど。。。^^;

実際に体験できたので半信半疑から確信に変わりました。w(大袈裟)
エギンガーの皆さんの中にも似たような体験あるのでは?

ワインド釣法に必要な道具を揃えてみよう

現在、いくつかの釣具メーカーから専用ルアーが出ていて、これから始める方にとっては迷うところだと思います。

手始めにオンスタックルデザイン社のアイテムでチャレンジしてみてはどうでしょうか?

このメーカーは最初にワインド釣法に取り組んだメーカーで、これまでに何度もの実釣やテストを行い製品を生み出していますので実績があります。

実際、私もオンスタックルデザインさんのジグヘッド・ワームで釣果を出せていますのでおススメできます。(まぁ私自体何者やねんですがね)(*´∀`)

使用するロッドは?

専用ロッドが一番望ましいですがエギングロッドでも始める事が出来ます。
長さは8フィート前後3.5号クラスの餌木をしっかりとシャクれるもので軽ければ尚良し!

私自身、現状はエギングロッドを使用しています。
個人的な事情(懐事情)でとりあえずエギングロッドを使っています。。。(^_^;)
エギングロッドを使って2~3年ほど釣行していますが私の場合、実釣時間が平均しても結構長いので実経験者として言いたいのですがワインドするなら専用ロッド!これ、本当にそう思います。

ワインド釣法の特徴と言えばまずシャクり続けると言うことで、そうすることにより専用ルアーを連続で左右にダートさせるアクションが行えて魚を釣ることになるのですが。。。これがなかなか手首~腕への負担が大きくエギングロッドだとダイレクトに来ます。

長時間していると、シャクっているときにガツン!と食ってくるのですがこれが来る度に手首に痛みが走りだしてきます。(苦笑)

夕マヅメ~朝マヅメの長時間釣行しちゃうと当たり前と当たり前なんですけどね(;´Д`)
腱鞘炎になりかねませんよ?

私のように超長時間すると、多少は疲れるでしょうけどね(^_^;)
でも長時間すればするほどその差は大きく出てくるのです。

納竿して「釣れたけど、、、腕がパンパン、しんど。。。」or「あ~楽しかったぁ、ちょっと疲れたけどね♪(^^)」くらい違ってきそうですね。

とりあえずお試しで始められるならお持ちのエギングロッドでも良いでしょう。

ワインドをするためにエギングロッドを購入しようと考えている方または、面白くてハマっちゃった方は「専用ロッド」を一度考えてみませんか?

参考記事:「ワインド釣法でのおすすめ専用ロッドを紹介

使用するリールの番手は?

2500番から3000番クラスのスピニングリールでメインラインにPEラインを使いますので、PEライン対応であること。

個人的な感想なのですが、使うならハイギアタイプよりノーマルギアタイプの方が向いている?と感じています。

私の使っているエギングロッドに組み合わせているスピニングリールがハイギアタイプでして、流用しているのですが釣行を重ねる度に強く感じていまして。。。

ワインド釣法では、オンスタックルデザインさんがおっしゃってるようにラインスラックを必ず出す

シャクった直後にラインスラックを出してやることで加速したアクションが止まることなく伸び、より魚は狂ったようにルアーに襲いかかり、そしてルアーが引っ張られていない分簡単に吸い込めるのでミスバイトも激減!

8ftジャストのロッドを使っているのですが、この長さではハイギアのリールだと一巻きの糸巻き量が88cm弱あり、シャクっていてもラインスラック以上に巻きとっているようです。

結果、ラインスラックを跳ね上げてルアーをダートさせているつもりが目一杯ラインを引くジャーキングになっている感じ。

ZZヘッドが近くまで目視できる距離まで巻き寄せてきた時に、ダートアクションがおかしいのを見て感じたんですよね(^_^;)

シャクり方がおかしいのかな?と思い試しに父親のノーマルギアタイプのリールでワインドを試したところ、シャクった時の感じも良くダートアクションも目視してみて綺麗にできていて、その一投で釣れちゃったし・・・(苦笑)

ラインスラックが出ていないと、ダートアクションにも影響でますね

8ftクラスのロッドでのシャクりではラインスラックとリーリングのバランスを考えるとノーマルギア、9ft超えロッドでは逆にハイギアの方がバランスが取れるみたいですね。そのためか、メーカーHPでも後者の場合、ハイギアリール推奨と記述されています。

一度見てみてください。→オンスタックルデザイン

堤防からのワインドでは、8ft前後クラスのロッドが程よいと思います。
それの組み合わせのリールはノーマルギアタイプが最適、リールメーカーによって一巻きの糸巻量は若干差ありますが70cmチョイくらいかと思うので、これが程よい感じ。

参考記事:ワインド釣法に最適なリールを調べてみました

使用するメインラインは?

PEライン(0.6号~1.2号)
タチウオクラスなら0.8号で良いでしょう、メートル級の指4本~なタチウオを考慮するなら1号にすると安心。
後は、対象魚によって号数を調整すれば良いです。(例えば、シーバス狙いなら1号~など)

そしてPEラインにはリーダーと呼ばれるラインが必須になります。
伸縮率が低くて高感度ですが、傷には弱く結節強度も低いのでジグヘッドやルアーへの直結びには向きません。(思わぬところで糸が緩みすっぽ抜けの原因に)

リーダーによく使われるのはフロロカーボンライン、4号~程度でOKです。

タチウオやサゴシのような鋭い歯をもった魚を狙う場合はバイトリーダーとしてワイヤーを使いましょう。
フロロカーボンの号数が大きなリーダーでも鋭い歯によってスパッ!と切られる時は切られるので

貴重な一匹を切られて失うのは勿体無いですしね。(^^ゞ

そして、これが重要なのですがワインドではPEライン使用が絶対条件です!

ワインド釣法にはPEライン、リーダーにはフロロライン」これ重要です、どちらが欠けてもルアーのダートアクションが出来ず魚が振り向いてくれません(^_^;)

私の父親のことですが一緒に釣行した際(タチウオで)、ナイロンラインを使用していたのですがPEラインだと扱いが厳しいかな?(糸絡みなどのトラブルになりかねないし)と思い放置(ぉ していたのですが(^_^;)

ナイロンラインでは、ロッドをシャクった時の力がラインの伸びによってルアーまで届かずダートアクションできないのが原因だと判明。。。(;´Д`)

これが見事に釣果の差が出来まして、PEライン+フロロリーダーの重要性を改めて認識させられました。

使用する専用ルアー(ジグヘッド)について

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画像はオンスタックルデザイン社のZZヘッドで重さは使用頻度が高い1/2oz
ピンクのトレブルフックがついていますが、撮影用に装着しているので実際には付属していません入り数は2個入りになります。

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カラーバリエーションですが、画像の通りスタンダード・ゴールド・シルバー・グローの4色がありこれ以外にもあるのですが限定数商品で売り切れなのもあるので割愛しますね。

知りたい方は、オンスタックルデザイン社のHPで見てみてください。

現在(2015年時点)では、トレブルフック付き(メーカーHPを見るとスタンダードのみ?)も発売されています。

用意しておきたい重量は1/2oz(約14g)で、これ一つで大半まかなえると思いますが余裕があれば、3/8oz(約10.6g)と5/8oz(約17.7g)を揃えておけば状況により対応できます。

どシャロー用に1/4oz(約7g)も用意出来れば良いかも(^^ゞ

ZZヘッドに取り付けるトレブルフックですが、#2のMサイズでOK

また、食いが渋くてなかなかフッキングに至らない時や牙物魚にはアシストフックを装着しましょう。

使用するワームについて

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ZZヘッドと同じメーカーのオンスタックルデザイン社のマナティです。

画像のワームカラーはパールホワイトでサイズは90mmです。
釣行の際、パールホワイトは基本用意としてチャート系や赤系・オレンジ系など3~4色ほど用意しておくとその日の当りカラーに近づくことが出来き思わぬ爆釣劇が訪れるかも・・・^^

日が沈んでからの、夜釣りなどにはグロー系のカラーも用意しておけば安心です。
どのカラーがお勧めと説明したいところですが対象魚によって若干変わってきますので、白系・赤系・チャート系あたりが無難だと思われます。(^_^;)

1/2ozのZZヘッドとの組み合わせの基本サイズは90mmでワームを取り付ける時は、まっすぐに差し込む事が重要です。これが出来ていないと綺麗なダートアクションが出来ず釣果に影響します。(^^ゞ

 

結構、長くなってきましたので今回はこの辺で^^;

次回の記事で、基本的なシャクリ方やワームのセッティングなどを紹介していこうと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。m(__)m

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